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<企業献金>海洋土木業者がパーティー偽装し資金集めか(毎日新聞)

 海洋土木専門の建設業者で作る政治団体が06~08年、会議室での数十人の会合を「政治資金パーティー」として少なくとも7回開き、計約4000万円を加盟各社から集めていたことが分かった。会合は酒食を伴っていないため経費はわずかで、収益率は97%。集めた資金は各社からの事実上の献金だった疑いがある。政治資金規正法は政党や政党支部などを除いて企業献金の受領を禁じており、専門家は「違法な企業献金を隠すためパーティーを偽装している可能性がある」と指摘している。【政治資金問題取材班】

 この政治団体は「マリコン」と呼ばれる海洋土木専門の建設会社などで組織する「さんそう会」(横浜市)。

 公表されている08年分までの政治資金収支報告書や関係者によると、同会は08年に4回、東京都内の催事場にある定員30人ほどの会議室を約3万円で3時間借り、医師や女子プロゴルファーを講師に呼んで講演会を開催。加盟各社の関係者だけが参加してお茶程度しか出さない一方、「政治資金パーティー開催事業費」として講師にそれぞれ5万円余の謝礼金を払い、加盟各社から集めた計2160万円を収入として計上していた。

 これらを含めて同会は06~08年、加盟各社の役員や保守系の元衆院議員らを講師に招いて計11回の「パーティー」を開いたが、このうち少なくとも7回はパーティーの実体を伴っていなかったとされる。7回の講師のうち取材に応じた5人は飲食の提供を否定。08年に講師を務めた写真家は「折り畳み式のテーブルが並ぶ会議室で話しただけで、立食などは一切なかった。パーティーと思って行ったら違ったので『あれっ、コーヒーも出ないのか』という印象を受けた」と振り返る。

 7回の経費は計約91万円に過ぎないのに収入は計3948万円だった。さんそう会は06~08年、自民党二階派(当時)の政治団体「新しい波」に2000万円、旧運輸省OBで同党参院議員の泉信也・元国家公安委員長の複数団体に計3000万円を寄付。さんそう会元代表によると、毎年、あらかじめ寄付先や額を加盟各社で協議して決めパーティー券を一定額ごとに割り当てていた。参加者が私費で支払うことはなかったという。

 同会の会計責任者は「飲食を伴わないものもあるが、政治資金パーティーの定義は分からない。適法に処理している」と主張。同会前代表は「政治家が(パーティーで)1億円を集めても、実際には1500万円くらいしか(経費が)かかっていないのと同じ」との見解を示した。

 ◇企業献金の抜け道に

 企業のパーティー券購入を巡っては昨年、小沢一郎民主党幹事長の政治団体の違法献金事件に絡み、西松建設の持つ二つのダミー団体が7年間で計約6500万円の収入を上げたパーティーが、実際には同社幹部数人による会議室での偽装パーティーだったことが判明した。「さんそう会」のケースは講師を招いているものの西松の事例と似通い、パーティーを「抜け道」とした「企業献金隠し」が横行していることをうかがわせる。

 不透明な事例が絶えないのはパーティーへの規制が緩いためだ。政治資金規正法はさんそう会などの政治団体への企業献金を禁じる一方、企業によるパーティー券購入は認めるうえ、献金者や購入者名の公表は、献金の場合は5万円超なのにパーティーは20万円超。このため、さんそう会のパーティーは1回あたり600万円前後を集めながら購入者名は一切公表されていない。1社当たり20万円以下で30社以上から集めたとすれば、業界は企業名を出さずに政治資金を集約できる。

 ただし、パーティー券は、提供された飲食などの対価とされ、総務省は「社会通念上、経費と収入の差が極端に広がれば(違法な)献金に該当する可能性がある」と指摘している。【杉本修作】

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